2010年04月20日

平城遷都1300年祭 和の匠と学者、熱い挑戦実る 困難極めた資料なき復原(産経新聞)

 平城遷都1300年祭の平城宮跡会場(奈良市)で16日、披露された第一次大極殿と遣唐使船。絵図などの資料がまったくないなかでの復原は困難を極めたが、考古学から船舶史学などの学術成果に加え、文化財建築を担う人たちの経験や情熱が支えた。

 ◆技術伝承「良い機会」

 大極殿の復原で宮大工を指揮した瀧川寺社建築(奈良県桜井市)会長の瀧川昭雄さん(76)は「宮大工としての60年の経験を注ぎ込みました」と話した。

 柱の配置さえ明確ではなかった第一次大極殿。薬師寺東塔など同じ時期に建造された文化財を参考に、奈良文化財研究所が導き出した推定イメージが建築様式の基本になったが、内部構造は宮大工に任された。

 瀧川さんは、3代目宮大工。文化財修復の専門職の経験も長く、法隆寺や薬師寺など100カ寺あまりの修復に携わった。くぎを使わずに部材を組み立てる奈良時代と同じ技法を採用。設計図には表れない部分で長年の経験が生かされた。

 復原は、後継の育成の面でも大きいという。約30年前にモンゴルのラマ教寺院を修復した際、現地で技術が途絶え、文化財が放置されているのを目の当たりにし、「日本でも同じ状況になりかねない」と危機感を抱いた瀧川さん。会社では、10代後半の若者を積極的に採用してきた。文化財の復原の仕事はめったにない。「育てる立場として本当にありがたい作業だった」という。

 ◆出土した瓦を基に

 一方、復原された大極殿の屋根に葺(ふ)かれている深みのある黒色の瓦。使用された約10万枚の製法や葺き方を指導したのは、法隆寺や東大寺など多数の歴史遺産の屋根に携わった瓦葺き職人の山本清一さん(77)だ。

 出土した当時の瓦を基に一般的な瓦より約250度高い1150度の高温で焼き締めることで、釉薬(ゆうやく)を使わず独特の色合いを再現しながら雨水をはじく瓦を再現。日本伝統瓦技術保存会長として後継者育成に尽力する山本さんも、約40人の職人が集まった今回の仕事に手応えを感じている。

 ◆遭難の記録から

 遣唐使船の復原を指揮したのは松木哲・神戸商船大名誉教授(83)=船舶史。「遣唐使船を見てみたいという人の興味を封殺してはいけない」との思いだったという。

 具体的な資料がないなかで、助けとなったのは、遭難記録だった。「『嵐で船がまっぷたつに割れ、それぞれに人を乗せて岸に着いた』とあり、真ん中から割れても人間を乗せて数日間浮いていられる構造と分かった」

 大きさは、「続日本紀」に4隻で600人が渡ったと記された人数と、禅宗の修行僧が畳1枚分のスペースで生活することから算定、全長約30メートル、幅約10メートルの船になった。松木教授は「こんな小さな船で唐に渡るのは不安だったはず。それを克服して海を越えた遣唐使たちの思いを感じてもらえたら」と話している。

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2010年04月14日

新党「たちあがれ日本」事務局に東国原知事のブレーン(産経新聞)

 新党「たちあがれ日本」の事務局に、東国原英夫宮崎県知事のブレーンで知られる、唯是一寿(ゆいぜかずとし)氏(37)が参加することが9日、分かった。

 唯是氏は政策研究グループ「都市・地方振興フォーラム」理事長として地方公共団体の首長らに政策提言を行っている。一方で、東国原氏の政策ブレーンにもなり、昨年の衆院選で同氏の自民党からの出馬が検討されたときには党側との仲介を務めた。昨年秋の川崎市長選の候補者に挙がったこともある。

 平沼氏とも古くから親交があることで、事務局入りした。当面は広報を担当するが、夏の参院選に立候補する可能性もあるという。

 東国原氏は新党について「敬老会みたいだ」と揶揄(やゆ)し、一定の距離を置いている。

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2010年04月12日

山崎さん、補給コンテナ設置へ(産経新聞)

 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の山崎直子さん(39)は日本時間8日午後、ロボットアームを操作して物資補給コンテナ「レオナルド」をISSに設置する作業を行う。今回の任務で最初の山場を迎える。

【フォト】山崎さん、補給コンテナ設置へ

 レオナルドはイタリアが開発した再利用型の輸送コンテナで、直径4・6メートル、長さ6・4メートルの円筒形。水や食料などの日用品のほか、飛行士の個室や各国の実験機材など約6トンの物資が収納されている。

 山崎さんは米国の女性飛行士とペアを組んで、ISSのロボットアームを操作。米スペースシャトル「ディスカバリー」の貨物室からレオナルドを取り出し、約30分かけてISSに取り付ける見込み。

 順調に行けば9日から、野口聡一さん(44)らと共同で物資の運び出しを始める予定で、山崎さんは運搬作業の責任者を務める。

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